2017年12月19日
時下ますます御清祥のことと存じます。また,日頃より日本弱視教育研究会の事業に格別の御理解と御支援をいただき,心から感謝申し上げます。
さてこの度,標記の研究大会の諸準備が進められて,下記のとおり開催の骨子ができましたので,第2報として御案内いたします。今回の大会も,実り多い大会にしたいと存じますので,多くの先生方に御出席いただけるよう特段の御配慮を賜りますとともに,この機会に日頃の教育実践等の成果を御発表いただければ幸いに存じます。
なお,研究大会への参加及び研究発表の申し込み等に関しましても,概略を記載致しましたので,準備を進めていただきますようよろしくお願い致します。
期日
平成30(2018)年1月18日(木)~19日(金)
会場
- 住所 札幌市中央区南10条西1丁目 中島公園前
- TEL 011-521-5211
- FAX 011-521-5215
- アクセス 地下鉄南北線中島公園駅1番3番出口より徒歩約3分
主催
日本弱視教育研究会
後援(予定)
文部科学省、北海道教育委員会、札幌市教育委員会、全国盲学校長会、北海道特別支援学校長会、北海道盲学校長会、日本教育公務員弘済会北海道支部
主管校
- 〒064-8629 札幌市中央区南14条西12丁目1番1号
- TEL 011-561-7107
- FAX 011-561-2423
- Email sapporoshikaku-z0@hokkaido-c.ed.jp
研究主題
- 弱視幼児・児童・生徒の特性を生かした指導の在り方を考える。
- 弱視幼児・児童・生徒に対する専門的指導を通して,特別支援教育における弱視教育を考える。
分科会
第一分科会(教育内容・方法に関する分科会)
テーマ
弱視教育における指導法並びに教材・教具の工夫
話題提供者
北海道旭川盲学校 教諭 橋詰 郁朗
北海道帯広盲学校 教諭 中尾 朋之
第二分科会(センター的機能に関する分科会)
テーマ
弱視幼児・児童・生徒に対する支援の充実
話題提供者
北海道函館盲学校 教諭 木下 学
北海道札幌視覚支援学校 主幹教諭 三上 友佳子
特別講演
持続可能な弱視教育の在り方
~弱視教育を取り巻く状況と新学習指導要領を踏まえて~
講師:青木 隆一 先生(文部科学省 初等中等教育局特別支援教育課 特別支援教育調査官)
日程
第1日 1月18日(木)
- 9時30分~10時00分 受付
- 10時00分~10時40分 開会式
- 10時40分~12時00分 研究発表
- 12時00分~13時10分 昼食(理事会)
- 13時10分~17時00分 研究発表・研究協議
第2日 1月19日(金)
- 9時10分~ 9時30分 受付
- 9時30分~12時00分 分科会
- 12時00分~13時00分 昼食
- 13時00分~13時30分 総会
- 13時30分~15時00分 講演
- 15時00分~15時30分 閉会式
参加・弁当・懇親会の申し込み
別紙「参加申込書」に必要事項をご記入の上、平成29年12月1日(金)までに日本弱視教育研究会全国大会事務局へ、E-Mail、郵送、あるいはFAXにてお申し込み下さい。
大会参加費について
一人6,000円(学生3,000円)です。
お昼のお弁当について
お弁当を希望される方は参加申込時にご予約下さい。お弁当は一食1,000円です。
会場周辺にレストラン等ありますが,時間に余裕がありません。
懇親会について
大会初日の1月18日(木)17時30分より大会会場内にて懇親会(立食形式)を開催致します。参加ご希望の方は申込時にご予約下さい。懇親会費は一人5,500円です。
「1. 大会参加費○人分」「2. 弁当18日○食分」「3. 弁当19日○食分」「4. 懇親会費○人分」
と明記して下さい。ご協力のほど,宜しくお願いいたします。
口座番号 00160−0−766729
研究発表の申し込み
研究発表を希望される方は、平成29年10月20日(金)までにE-Mail、FAXまたは葉書で、発表題名及び発表者名を日本弱視教育研究会全国大会事務局までお知らせ下さい。なお、発表者は原則として研究会会員とします。大会要項に掲載する発表レジュメのフォーマットについては、発表者に追ってお知らせいたします。(原稿提出締め切りは11月20日(月)の予定です。)
日本弱視教育研究全国大会事務局
〒112-0012 東京都文京区大塚3-29-1
筑波大学人間系 佐島 毅研究室気付
FAX 03-3942-6854
E-Mail jyakken-taikai@human.tsukuba.ac.jp
宿泊申し込み
別紙の「参加申込書」に宿泊ホテル情報を添付いたしました。これを参考に,各自で直接申し込み下さい。
ワークショップ(慶應義塾大学中野泰志研究室主催)のお知らせ
1月19日(金)の大会終了後、同会場でワークショップ「合理的配慮とICT」を実施します。最新の情報を提供いたしますので、ふるってご参加ください。
iPad等のICTを活用していますか!? 視覚補助具、教科書閲覧、辞書検索など様々なツールとしての効果が、世界各地の実践研究で報告されています。弱視児童生徒が利用するツールとして、教師が教材作成で活用するツールとしてその合理性、有効性、効率性を体験してみませんか? 初めて触る入門者から、ステップアップを目指す上級者まで、参加できるワークショップです。
期日
平成30(2018)年1月19日(金) 全国大会終了後 2時間程度の予定
会場
ライフォート札幌 4階 アニマート(分科会会場)
主催
慶應義塾大学・中野泰志研究室&広島大学・氏間和仁研究室
プログラム
内容1:UDブラウザと教科書デジタルデータで実現する合理的配慮
1月にバージョンアップ予定のUDブラウザの新機能について紹介します。また、今年度から地域の学校に在籍している小中高校生にも提供可能になった教科書デジタルデータの入手方法についても解説します。さらに、 自作教材や自炊データの活用方法、試験での利用方法、受験生や大学生の活用事例、マニュアルには書いてない裏技等についても紹介します。
内容2:カメラと写真アプリの活用で実現する合理的配慮
カメラアプリ、写真アプリ、その機能の全てを活用するだけで、タブレットを活用する効果は絶大です。カメラと写真アプリを使いこなすための基本操作から、秘技まで、一挙、大公開します!
内容3:質疑応答
恒例の、質疑応答です。ざっくばらんに、アットホームに日常の疑問や実践について語り合いましょう!
その他
本シンポジウムは、文部科学省初等中等教育局教科書課委託研究事業「特別支援学校(視覚障害等)高等部における教科書デジタルデータ活用に関する調査研究」、文部科学省科学研究費基盤研究(A)「通常の学級で学ぶ視覚障害児のための合理的配慮に関する支援システムの構築」(課題番号16H02072)より研究費の補助を受けて実施いたします。
お申し込み先
お問い合わせ先
慶應義塾大学・中野泰志研究室
- メール(ipad-ws-group@keio.jp)
- 電話:045-566-1221
機器展示
大会期間中、メイン会場前にて機器展示を行います。
機器展示会場